寸法:W4cm D3.5cm H8.2cm
no.151
白樺のこっぱ(木片)を生かした、素朴な彫りと彩色による、子守りのこっぱ人形です。
こっぱ人形とは、今から約100年前に農民美術運動の中で生まれ、特に戦前の短い期間に集中的に制作された木彫の小さな人形のこと。
青地に円文を散らした半纏と、朱を効かせた帯や足元が印象的で、丸みを帯びた形状や表情から、親子の温もりや暮らしの気配が静かに感じられます。子守りをする昔ながらの姿に、時代の空気を纏った、ほっこりと心和む佇まいです。
経年による彩色のかすれや、白樺ならではの乾いた木肌の質感から、戦前の作と見られます。小ぶりなサイズで棚や机の片隅に収まり、日常に名もなき手仕事のあたたかさと静かな物語を添えてくれる一体です。
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農民美術
今から約100年前の大正8年(1919)、洋画家・山本鼎が長野県で提唱した農村工芸運動。ロシアで目にした農民手工芸に感銘を受け、農閑期の副業による生活の安定と、美術教育・農村工芸の普及を目的に、木彫や刺繍などの制作が始まった。不作や震災、戦争へと向かう厳しい時代のなかで広まり、一時は樺太から鹿児島まで全国に120か所以上の農民美術生産組合があった。太平洋戦争の開戦とともに、昭和10年(1935)頃、産業としての農民美術は開始からおよそ15年で一度終焉を迎えた。農民美術は、素朴な造形の中に当時の暮らしと人々の気配を宿し、今に静かに伝えている。
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・釉薬の性質上、貫入(細かなヒビ)や、使用に伴う色の変化が生じる場合がございます
・これらもまた、器が時を重ねていく中で生まれる表情としてお楽しみいただけましたら幸いです
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